シンプルな暮らし。

Aopen製のMP-965-DというミニPCになります。

手のひらサイズという小ささからは想像できませんが、CPUはCore 2 DuoのPenrynやSanta Rosaが搭載でき、メモリも最大4ギガなのでかなり高スペックなPCに仕上げることもできる優秀なパソコンだと思います。

リビングに置いても邪魔にならない（様になる）パソコンに買い換えようと新しいデスクトップを探していたのですが、どうもメーカー製も自作ベアボーンも筐体のデザインがいまいちで、サイズもでかい！という中でようやくこれに決めました。筐体の前面がすっきりしているので、見栄えが良い！

我が家はCPUをCore2DuoのT7700とメモリ4Gにして、Vistaを導入していますがかなり快適に動作します。正直に言うと、Vistaがはじめてだったので、使ってみるまでは動作が遅いんじゃないかと心配でしたが、流石にこれくらいのスペックだと問題ないみたいですね。Vistaの新しいエクスプローラーは最初は戸惑ったけど、慣れるとXPが古く思えるから不思議。

消費電力（ACアダプター）が90Wなので、他のデスクトップPCと比較すると、電気代も驚くほど安く済みます。改めて技術の進歩って素晴らしい。

普通のテレビに出力できるように、S-Vedio出力ケーブル(コンポーネント端子/S端子/コンポジット端子)が付いているのも嬉しいです。恐らく、デスクトップパソコンとしての用途だけでなくて、リビングの液晶テレビに接続して、マルチメディアセンターとしても利用も想定したんだと思います。確かに、リビングにパソコンは必要だけど、デカイパソコンは邪魔になって見栄えも悪いので、この点でMP-965は良いセンスしているなぁと。後、最近のノートでもモニター出力がアナログなに対して、MP-965はデジタルケーブルで接続できるので、これも良いです。

ただ、Aopenのベアボーンはみんな同じなのですが、メモリやHDD,CPUの相性の制限が多いので、パーツ選びはすごく時間が掛かってしまいました。まぁ、安くあげようとしないで、メーカーが対応パーツリストを公開しているので、この通りにすればよいのですが。

SuperPI104万桁は22秒。個人的なPCの中で最速。同じ2.4GhzのP8600と同じくらいでしょうか。

MP965-D（Aopen）

• サイズ：幅165 x 奥行き165 x 高さ50(mm)
• CPU：Core 2 Duo (Penryn、Santa Rosa)対応
• メモリ：デュアルDDR2 SO-DIMM、最大4GB
• HDD：2.5インチSATA
• ドライブ：DVDスーパーマルチ
• 対応OS：Windows XP / Vista 対応
• チップセット：Intel GM965 + ICH8M
• VGA出力：965GM内蔵Intel GMA X3100
• 拡張スロット：Mini Card Slot x2
• サウンド：HDオーディオ 5.1ch
• 入出力デバイス：Gigabit LAN
• USB2.0：4箇所
• 電源容量：90W ACアダプタ
• Turbo Memory対応
• デュアルMini Card 拡張可
• 補足：1920x1080（UXGA）や1280x720（WXGA）のモニタを利用する方法
• MP-965はグラフィックドライバーがデフォルトでは1920x1080（UXGA）と1280x720（WXGA）に対応していません。海外製品だからでしょうか。その際はドライバーを再インストール時に以下のような手順でセットアップ情報を書き替えると利用できるようになるそうです。私の環境では1920x1080（UXGA）や1280x720（WXGA）のモニターがないので、動作確認できていないのですが、以下の手順でインストールしてもUXGA（1600x1200）では特に問題なく動作しています。改造は自己責任で。

1. Intel（グラフィックドライバーのダウンロード）にアクセス
2. 自分のOSを選択
3. exe形式のインストーラーをダウンロード
4. ダウンロードしたexeファイルをExplzh for Windowsで解凍
5. exeファイル内のフォルダやファイルが見えます。
6. 解凍したフォルダのGraphics/igdlh.infをエディタで開く
7. 878行名を書き替える
8. 変更前：HKR,, TotalDTDCount, %REG_DWORD%, 0
9. 変更後：HKR,, TotalDTDCount, %REG_DWORD%, 1
10. 書き換えたファイルを上書き保存して後は普通にexeファイルを実行すればOK