
1978年発表のJBLの中型モニタースピーカー。
前期の4313BWにネットワークとエンクロージャーのサイズ拡大を改良していて、4313BWにはなかったあの逸品ツイーター066を搭載しています。ツイーターがアルミ製なので繊細な波形を描く音にも鋭く反応。大型にはない、解像度が高く明るくて清涼な音です。JBLでこういう高音が出るタイプはあまりない気がします。ジャズを聴くには最高!ウッドベースの弦を弾く際に少しだけ指に引っかかる高音やブラシでスネアやシンバルを擦る音に色気があります。シンバルを叩いた後に微妙に空気中に残る振動音まで表現してくれるので、本気で聴くと色んな音に気が付かせてくれます。
発売当時にJBLから発表された広告では066に関して以下のような記述があったそうです。
音を語る姿。
ユニットとしてアップに耐える緻密な表情をもつ066。艶やかに冴えた高音の響きを生み出す個性的な形です。堅牢なハウジングの中央には2.5cm径アルミ被膜ドーム、そして内部に隠された強力磁気回路や大口径ボイスコイル・・・・・。いずれも透明感あふれる高音を表現力豊かに再生する技術の数々がつめられました。特性、音質の両面を追求、リアルサウンドがみなぎる066---3ウェイ構成のL166の中枢を占めるにふさわしくその姿が音を象徴しました。
力のないアンプで鳴らすとドンシャリになったり、ポジショニングやスタンドにシビアに反応しますので、中型とは言えベストポジションを探すまで時間が掛かりそうなのですが、それもまた楽しいじゃないですか!
やっぱりこのスピーカーで聴くピアノトリオがたまらん。
30年も前のものですが、空気感を伝えてくれる大好きな相棒です。
http://www.abilitydesign.net/MT-4.1-ja/mt-tb.cgi/27