シンプルな暮らし。

電波障害の地デジ対策

実家の地デジ対策を行いました。

地デジ化前は東京電力の電波障害があったので、ケーブルテレビでNHKと民放は無料で閲覧できていた状況からの地デジ化です。場所は千葉県四街道市。 NET296というケーブルテレビ会社から、電波障害後も継続してNET296を使いましょう!安いですよ。という広告が投函されますが、これはかなり高くてサービスが悪いです。この値段であれば光にした方が安いしネットも早いし、セットボックスもいらないし、配線も綺麗だし、電気代も安い。ということで電波障害からの脱却の記録を残しておきます。

私の実家では以下の選択が可能でした。

  1. ケーブルテレビを継続する
  2. アンテナを立ててADSLを安い契約に変更する
  3. インフラをすべて光回線に変更する

最終的には「3.のインフラをすべて光回線に変更する」にしています。契約したサービスは@niftyのNTT回線の光です。 なぜ@niftyなのかというと理由はセットボックスが必要かどうかという点です。

現在、NTTの光回線を利用した地デジサービスは主に以下の3サービスがあります。

  • auひかり
    STB(セットボックス)という専用端末を介してテレビに電波をつなぐ必要があります。
  • ひかりTV
    auひかり同様です。
  • フレッツ光
    民放とNHKだけが見れる契約(映画など専門チャンネルのオプションチャンネルを契約しない契約のこと)であれば地デジが液晶テレビでそのまま見れます。つまり、普通にアンテナから電波を受信するのと同じ状態です。

 このセットボックスが曲者で、「auひかり」と「ひかりTV」の場合はセットボックスが必要なので、ほとんどのお家では市販の録画機が使えません。結果的に専用の録画機を毎月1000円程度でレンタルしないといけないし、チャンネル操作はテレビのリモコンではなく、STBのリモコン操作になるし、STB端末自体が邪魔で、STBが電気を使うので電気代が掛かるという感じです。

ということで私の実家では「フレッツ光」にしました。「フレッツ光」を取り扱っているプロバイダーの中で最安値が@niftyだったので、今回は@niftyのNTT回線の光で契約したという経緯になります。光で地デジ化するか検討している人はSTBが必要かどうかにも注意してみてください。 以下に検討したときの見積を書いておきます。

地デジ導入前の状況(電波障害でケーブルテレビ)

  利用サービス 月額 備考・注意点
インターネット ODNのADSLコース 50M 4,008円 実際はNTTの交換局から3KMほどはなれているので2Mほどの速度しか出ない・・・。
テレビ電波 ケーブルテレビ 0円 電波障害での無償対応。近くに東京電力の鉄塔があるため東京電力が無償でケーブルテレビを導入。
電話 NTT 1,700円 ごく一般的なNTTの加入電話。1700円は基本料金のみ。
合計   5,708円  

地デジ対策案(光で地デジ化)

  利用サービス 月額 備考・注意点
インターネット @niftyの光回線 witth フレッツ 6,510円 2年割プランです。2年契約にすると安くなりますが2年以内に解約すると違約金が必要です。今回は解約予定はないので2年割プランにしています。
テレビ電波 @niftyの「フレッツテレビ」 682円 正しくは682.5円なのですが、計算が面倒なのでここでは682円としています。この契約でNHKと民放、CS、BSが見れます。「フレッツテレビでスカパー光」とかにすると、契約できますが、値段が高い上にスカパー光を見るための専用端末(セットボックス)が必要になるので「フレッツテレビ」で十分です。
電話 @niftyの「基本プラン」 525円 何も指定しないと大抵は「ひかり電話A(エース)」1,575円が選択されますが、今回はあえて「基本プラン」にしました。「ひかり電話A(エース)」は「基本プラン」にナンバー・ディスプレイ等の負荷機能と504円分の通話料がついたパックサービスです。これらが不要であれば「基本プラン」で十分ですよ。安いですし。
合計   7717.5円 地デジ導入前と比較すると、2009円増加。

メリット

  • 光なので天候に関係なくテレビが見れる。
  • 将来、近くに背の高い建物等が建設されても電波障害の心配がない。
  • 光なのでインターネットの速度がADSLに比べて格段に速い(10倍くらい)。
    光で実測40M、ADSLで4Mくらいと試算。
  • 電話の基本料金が安い。
  • 電話番号は移行できるので以前の電話番号が使える。

デメリット

  • 毎月の料金が現状より上がる。
  • 初期費用が3万円ほど必要(キャッシュバックがあるので後で事実上は戻ってきます)。

地デジ対策案(アンテナで地デジ化)

  利用サービス 月額 備考・注意点
インターネット @niftyのADSL 2,625円 ODNのままでもよかったのですが、節約のためにADSLを乗り換えたパターンで試算しています。今回検討したのはniftyのADSLサービス。39Mでこの値段は安いと思います。キャッシュバック1万円のキャンペーンもありますし。
テレビ電波 アンテナ設置 0円 アンテナを設置するので毎月の費用は無料。設置費用は天候が悪くてもある程度は映るようにしたいのでブースターを取り着ける前提で4万ほど。
電話 NTT 1,700円 地デジ対策前と同じで継続します。ごく一般的なNTTの加入電話。1700円は基本料金のみ。
合計   4,325円 地デジ導入前と比較すると、1383円安くなります。

メリット

  • 毎月のランニングコストが安い。
  • 電話契約は何も変更していないので、今の電話番号がそのまま使える。

デメリット

  • アンテナなので、天候が悪いと映らなくなる可能性がある。
  • 将来、近くに背の高い建物等が建設されると見えなくなる可能性がある。
  • ADSLなのでインターネットの速度が光に比べて格段に遅い(1/10くらい)。
    光で実測40M、ADSLで4Mくらいと試算。

まとめ

アンテナで地デジ化するのと、光で地デジ化するのではそれぞれメリット・デメリットはありました。今回、私の実家では電波障害は避けたい!というのが優先だったので光にしています。

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