June 27, 2011
琴音(娘)は童謡が大好きで最近では自分からCDをかけるようになりました。
それはそれで嬉しい限りなのですが、家にいても車の中でも子供向けの音楽は大人にはけっこうきつい、笑。特に演奏に関しては変な安っぽい打ち込みで聞いていて楽しいものではないですね。
ということで先日、Victorから発売されている「うたううあ(NHKのドレミノテレビ)」を購入。
曲ごとに演奏者が異なり、それぞれの演奏者は国内の有名アーティスト。演奏もほとんどが有機的な生演奏なので大人にとっては普通の音楽CDとしてたのしめる商品です。
2枚組で1枚目(20曲収録)は歌入り。2枚目(18曲収録)は演奏だけという構成。特に2枚目は演奏だけなのでじっくり聴くと味がでてきます。これはこれで生演奏を取り入れたエレクトロにかっぽくて良い。
個人的には青柳拓次(森のクマさん)とASACHANG(おもちゃのちゃちゃちゃ)に大興奮。琴音もこの2曲が大好きでCDをセットすると「おもちゃのちゃちゃちゃー」「あっ森のくまさんだぁー」とご機嫌になります。
ただし、ひとつだけ難点があるとすると、全曲でボーカルを勤めている「ううあ(UA)」の歌い方。UAはアーティストとしては好きですが、子供向けにいつも通りのけだるい歌い方をしてしまっているので、発音が聞き取り難い。琴音は、自分の知っている曲であればご機嫌ですが、知らない曲はなんだかポカーんとして、「つまんない」「CDかえる」とか言います。この点では他の子供向けの音楽CDの方が良くできていると言えます。
2003年4月からNHK教育テレビ「ドレミノテレビ」に歌のお姉さんとして出演中のううあ(UA)。ディスク1には、楽曲ごとに多彩にリアレンジしたおなじみの童謡・愛唱歌を約20曲フルボリュームで収録。ディスク2にはカラオケ&効果音集を収録予定。
《参加ミュージシャン》 青柳拓次、鈴木正人、大野由美子、田村玄一、ASACHANG、金原千恵子、土生"TICO"剛、Seiji "BIG BIRD"、大石幸司 ほか子どもの耳にはどんな風に聴こえるんだろう。子どもに戻って聴いてみたい衝動に駆られてしまう。これがベーシックな幼児体験になるのなら、将来とってもセンスが良くて、優しい音楽家が登場するんじゃないだろうか。
NHK教育テレビ『ドレミノテレビ』(2003年4月より放映)に歌のお姉さんとして出演するううあ(UA)が、オリジナル作でもおなじみの青柳拓次(DOUBLE FAMOUS)、鈴木正人(LITTLE CREATURES)、大野由美子(BUFFALO DAUGTER)、LITTE TEMPOらによる容赦なく(褒め言葉です!)普段通りのセンスのトラックで古今の童謡や唱歌を歌う。アレンジの施された楽曲たちには、大人からの押し付けとか教育とかいった感はまったくない。歌を越えて、生き物としての体温の温かさで、何かを教える確かさと豊かさに気づかされる。(石角友香)
Amazonだと送料無料です。他は安くても送料を考えると高かったので我が家もAmazonで購入しましたです。